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抗体職人製品詳細・使用方法

製品番号 製品名称 容量 価格(税込) 説明書 MSDS
PF002 PUREfrex™SS 500 µL 反応用 ¥42,000 PDF -
細胞外に分泌されるタンパク質など、タンパク質の種類によっては、正しい高次構造の形成や維持に、ジスルフィド結合が必要な場合があります。ジスルフィド結合は、近接する2つのシステイン側鎖のスルフヒドリル(SH-)基が酸化されて形成される結合のため、ジスルフィド結合形成には酸化剤を含む環境が必要です。また、正しいシステイン間でのジスルフィド結合形成には、ジスルフィド結合イソメラーゼ活性を有する酵素が必要な場合もあります。

PUREfrex™SS はPURE system を基に開発された再構成型無細胞タンパク質合成キットです。本キットは、PUREfrex™ (製品番号 PF001)に酸化剤として酸化型グルタチオン(Solution IV)、ジスルフィド結合イソメラーゼとして大腸菌 DsbC(Solution V)が追加され、それぞれ添付されています。タンパク質の活性にジスルフィド結合が必要な場合にお使いください。

製品構成
  容量 内容 開封後保存温度*1
Solution I 250 µL アミノ酸、NTP、tRNA、酵素の基質など -20℃
Solution II 25 µL タンパク質 (30% グリセロール溶液) -20℃もしくは-80℃*2
Solution III 25 µL リボソ - ム (20 µM) -80℃*2
Solution IV 25 µL 酸化型グルタチオン (60 mM) -20℃
Solution V 25 µL 大腸菌 DsbC (7.5 mg/mL) -20℃もしくは-80℃*2
Dilution Buffer 500 µL 30%グリセロール溶液 -20℃
DHFR DNA*3
(テキスト表示)
10 µL 大腸菌 DHFR 遺伝子を含む PCR産物 (20ng/µL) -20℃
*1) キット開封前は、-80℃で保存してください。
*2) 使用後の残りの反応液を-80℃で保存する場合は、液体窒素やドライアイス/エタノールなどで急速凍結してから保存してください。必要に応じて分注し、凍結融解の繰り返しをできるだけ避けてください。
*3) タンパク質合成の陽性コントロール用として使用する際は、50µLの合成反応液に、2.5µLを添加してください。

使用方法
PUREfrex™SS を用いたタンパク質合成は、任意の反応液量で行うことができます。例えば、50µLで行う場合は以下のように反応液を調製してください。
  1. Solution I、IV を30℃で1分間温めて融解し、氷上に置きます。
  2. Solution II、III、V を氷上で融解します。
  3. 融解したSolution I、II、III、IV、V を軽くボルテックスした後、遠心して内容物をチューブ下部に集めます。
  4. 以下のように反応液を調製します。(DNAは、1 kbpあたり0.5-3 ng/µLになるように添加してください。)
  5. Water 15-X µL
    Solution I 25 µL
    Solution II 2.5 µL
    Solution III 2.5 µL
    Solution IV 2.5 µL
    Solution V*4 2.5 µL
    Template DNA X µL
    Total 50 µL
  6. 37℃で2〜4時間反応させて、タンパク質を合成します。
  7. 合成されたタンパク質を、それぞれの目的に使用します。

*4) DsbC の必要濃度は、合成するタンパク質によって異なります。DsbC の必要濃度が低い場合は、Solution V を、添付のDilution Buffer で希釈してください。
弊社のホームページのPUREfrex 使用例に、タンパク質を異なるDsbC 添加量で合成し、その酵素活性を比較したデータもありますので、こちらもご覧ください。

使用上の注意
PUREfrex™SS は研究用試薬です。ヒトを含む動物などへの投与、臨床、診断など他の用途への使用を禁じます。また、食品、家庭用には使用しないでください。
PUREfrex™SS を使用する際には、RNaseフリーの水、試薬、器具類を使用してください。また、手袋、マスクの着用をお勧めします。