ルシフェラーゼの合成

DnaK Mix を添加した PUREfrex® を使用して、ルシフェラーゼを合成し、合成産物の活性を測定しました。

プロトコール(詳細はこちらの使用方法をご覧ください)に従って合成反応液を調製し、Dilution Bufferで2倍に希釈した DnaK Mix(0.5x)、及び希釈していない DnaK Mix(1x)を添加したそれぞれの反応液に、ルシフェラーゼの鋳型DNAを加えて30℃で4時間合成しました。その際、DnaK Mixを添加しない反応液(-)、及びDnaK Mixを2倍量添加した反応液(2x)での合成も行いました。合成後、ルシフェラーゼの酵素活性を測定しました。測定結果は、DnaK Mix を添加せずに合成した場合の活性を 1 とした相対値で示しました(図1)。

DnaK Mix を添加しなかった場合に比べ、1xでDnaK Mixを添加した場合、合成したルシフェラーゼの酵素活性は約6倍上昇しました。 この結果は、酵素活性が高いルシフェラーゼを合成するためには、適切な濃度の DnaK Mix の添加が必要であることを示しています。

 

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