難溶性タンパク質の合成

GroE Mixを添加したPUREfrex®1.0を使用して、4種類の大腸菌タンパク質(FadA、HemB、PepQ、PyrC)*1 を合成し、合成産物の可溶性を測定しました。

GroE Mixを添加した反応液(+)、及びGroE Mixを添加しない反応液(-)をプロトコール(詳細はこちらの使用方法をご覧ください)に従って調製し、37℃で4時間合成しました。合成後、合成反応液を遠心し、沈殿と上清を回収しました。それぞれのタンパク質について、合成後の反応液(T)、沈殿画分(P)、上清画分(S)をSDS-PAGEで分離後、タンパク質を染色しました(図1)。

その結果、GroE Mixを添加せずに合成した場合は、4種類とも、合成産物はすべて沈殿画分に回収されました。一方、GroE Mixを添加して合成した場合、ほとんどの合成産物が上清画分に回収されました。これらの結果は、GroE Mixの添加により、これらの合成産物が可溶性になったことを示しています。

*1)FadA, HemB, PepQ, PyrC 大腸菌内でのGroEの基質として報告されているタンパク質。
(Ref; Fujiwara et al. (2010) EMBO J, 29, 1552-1564)

 

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