ごあいさつ
ゲノム創薬・バイオ創薬研究のパートナー
2010年10月、ジーンフロンティアはカネカグループの一員として新たな一歩を踏み出しました。前身となる旧ジーンフロンティアは、2003年の設立以来、マイクロアレイ事業および抗体関連事業の国内のリーディングカンパニーとして邁進してまいりました。また、2008年以降は特にタンパク質・抗体関連事業にフォーカスし、抗体関連事業では提携パートナーであるドイツMorphoSys社と緊密な連携の下、事業展開を進めてまいりました。 近年、抗体医薬は、がん細胞などの標的細胞だけに結合するという抗体本来の性質を利用して、疾病関連因子となるタンパクを特異的に攻撃する事が出来、副作用のより少ない画期的な治療効果が得られる事から、世界的に開発競争が巻き起こっています。弊社では、ドイツMorphoSys社から導入した完全人工組み換えヒト抗体作製技術を利用し、他社・他機関との共同研究による抗体医薬ターゲット探索事業の推進、及び日本のバイオ創薬企業へのライセンシングなど、日本のバイオ創薬研究開発を更に加速するため、積極的に活動しております。 ジーンフロンティアは、抗体医薬を含むバイオ医薬の加速化に繋がる事業領域を拡充してきており、独自技術の開発も進めてきております。今後はカネカの支援を得て、それらの研究開発・事業開発を加速させ、世界に向けて一段の成長を目指してまいります。 ジーンフロンティアは、カネカの目指す企業像「もっと、驚く、みらいへ。」を共有し、今後も革新的な医薬・診断薬開発のための独自の技術・サービスの提供を目指し、お客さまから信頼されるパートナーとして、21世紀の医療に貢献します。