ジーンフロンティアがご提供する製品・サービス
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PUREfrex®
再構成型無細胞タンパク質合成キット
PUREfrexは、PURE systemを基に開発された再構成型無細胞タンパク質合成キットです。PURE systemは、東京大学大学院の上田卓也教授のグループにより開発された再構成型無細胞タンパク質合成系で、転写・翻訳・エネルギー再生に必要なタンパク質、リボソームを個別に精製した後、アミノ酸、NTPなどと混合した合成系です (Ref. 1, 2)。反応液に、目的のタンパク質をコードするDNAもしくはmRNAを添加して反応することにより、タンパク質を合成します。精製した因子を混合した反応液を使用するため、組成を自由に調節できる、翻訳などに無関係なタンパク質をほとんど含まないなどの特長があります。ジスルフィド結合を含むタンパク質合成のための添加剤や、高次構造を形成しにくいため不溶化しやすいタンパク質合成のためのシャペロンもご利用頂けます。
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抗体職人
カスタムモノクローナル抗体作製サービス
ジーンフロンティアがご提供する「抗体職人」のカスタムモノクローナル抗体作製サービスは、動物に依存しない独自の抗体作製技術(ヒトFab抗体ライブラリとファージディスプレイ)を用いているため、翻訳後修飾の有無やアミノ酸の差異を認識する抗体などを作製できることが大きな特徴となっています。 ヒトFab抗体ライブラリとファージディスプレイを用いたHuCALテクノロジーは、全世界で10年以上の実績があり、14,000もの抗体を作製しております。ここ3年間の成功率は90%以上を誇り、多くの製薬企業等で採用されています。 ご希望の抗体の特異性や使用方法をご相談頂ければ、抗原のデザインおよび抗原のタイプや用途に合わせた抗体のセレクション方法、抗体の形式やタグの選択(抗体作製のプランニング)をご提案いたします。
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PUREfrex® RD
バイオ医薬開発のためのスクリーニング技術
PUREfrex®RDは、PUREfrex®をベースにしたリボソームディスプレイです。PUREfrex®は、東京大学との共同研究によりRNaseを含む夾雑物を極限まで低減させた無細胞系であり、ジーンフロンティアが独占的に利用できるユニークなシステムです。PUREfrexの活用により、リボソームディスプレイの選択効率を著しく向上させることに成功し、従来法に比べ、1つの創薬ターゲットに対して多様なリガンドを効率よく得ることができます。スクリーニングの過程はすべてin vitroで実施可能であり、100億を超える多様性を有する遺伝子ライブラリから選択が可能です。抗体・中分子・ペプチドなどのバイオ医薬開発に威力を発揮します。
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Drug Discovery
ユニークな技術に基づく革新的な創薬シーズ
ジーンフロンティアでは、独MorphoSys社の実績のある抗体医薬開発技術HuCAL(Human Combinatorial Antibody Library)を用い、国内アカデミアとの共同研究により画期的な抗体医薬シーズを開発し、抗体医薬パイプラインを複数保有しています。また、弊社独自開発のリボソームディスプレイ技術PUREfrexRRDを用いて、ペプチド創薬シーズの開発も進めています。