PUREfrex®を用いたタンパク質合成におけるN末端アミノ酸配列の影響に関する論文が掲載されました

ジーンフロンティア社独自の研究による、PUREfrex®を用いたタンパク質合成におけるN末端アミノ酸配列の影響に関する論文がInternational Journal of Molecular Sciences誌に掲載されました。

リボソーム上の翻訳効率は、翻訳されるタンパク質のアミノ酸配列、およびコードしている塩基配列の影響を受けます。特に、N末端領域の配列は翻訳効率に大きく影響します。

本研究では、PURE system(製品名:PUREfrex®を用いたタンパク質合成におけるN末端配列の影響を調査しました。その結果、N末端領域の単一アミノ酸置換により、特に低温でPURE systemの翻訳効率が大幅に変化することを発見しました。これは、in vitroおよびin vivoで発現させるタンパク質の配列設計について有用な示唆を与える結果と考えられます。

N-Terminal Amino Acid Affects the Translation Efficiency at Lower Temperatures in a Reconstituted Protein Synthesis System

Int. J. Mol. Sci. (2024), vol. 25: p5264


論文のダウンロードはこちら
: https://www.mdpi.com/1422-0067/25/10/5264

 

関連する製品・サービス

PUREfrex
PUREfrex®