PUREfrex 用の鋳型DNAを無料で設計します

PUREfrex® を用いてタンパク質を合成する場合、合成ができるかどうか、あるいは、その合成量を左右する主な原因は、鋳型DNAの配列にあることが、最近の弊社の研究からわかってきました。

機能的なタンパク質を得るために、可溶性やフォールディングを考慮することが大事ですが、これらの問題を解決する前に、PUREfrex® では、ある程度の合成量を確保する最適化を行ったのちに、可溶化などの条件を検討していくアプローチをご提案しています。

鋳型DNAの最適化には、考慮しなくてはならないポイントもいろいろとわかってきましたが、これらを考えながら試行錯誤することは、時間と経験が必要になってくることもあります。そこで、ジーンフロンティアでは、弊社で培った経験や知見を基にソフトの開発も進めております。

この度、β版のソフトが完成いたしましたので、無料で鋳型DNAの設計を承ります。お客様のご希望するタンパク質のアミノ酸配列をお送り頂ければ、PUREfrex® に適した鋳型DNAの配列をお返しいたします。

鋳型DNA設計のご依頼

ご依頼は、下記のフォームに直接アミノ酸配列をご入力ください。PUREfrex® 用に設計した鋳型DNAの配列をメールにてお返しします。

ご入力のフォーム
https://www.genefrontier.com/solutions/purefrex/template-dna-form/

鋳型DNA設計で重要な6つのポイント

PUREfrex® の翻訳に関わる因子は大腸菌由来であるため、目的タンパク質の遺伝子全体を大腸菌での翻訳に適したコドンで最適化することをおすすめしますが、さらに、下記の項目も合成量に影響を及ぼす重要なポイントになります。

  1. 開始コドン直後をATリッチにする
  2. メジャーコドンのみの偏った使用を避ける
  3. 5′ UTR~N末近傍の二次構造形成を避ける
  4. 開始Met直後のProやGlyを避ける
  5. フレームシフトを生じさせる配列を避ける
  6. Proが連続する配列がある場合はEF-Pを添加する

詳しくは、こちらのページもご覧ください。
https://www.genefrontier.com/solutions/purefrex/technology/template-dna/page-01/

 

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