製品・サービスのご紹介 ~ GFC通信 Vol.56 ~

モノクローナル抗体の受託サービス

<抗体職人>

約450億パターンからなるHuCAL PLATINUM®ライブラリから、ファージディスプレイを用いて、モノクローナル抗体を作製します。

末端の違いを見分ける抗体のセレクション

タンパク質がプロセシングを受けるなどして複数の断片に分かれ、それぞれの断片を認識する抗体を作製する場合には、抗原の設定とセレクションの方法が重要になります。

プロセシングの前後で生じた断片のほとんどの部分が同じ配列を持つ場合、限られた領域を認識する抗体を作製する必要があります。タンパク質とペプチド抗原の使い分けや、セレクションを工夫するなど、抗体作製の方法をご紹介します。

詳細につきましては、こちらをご覧ください。

無細胞タンパク質合成キット

<PUREfrex

PUREfrexはタンパク質合成以外にも、様々な研究用途にご利用いただけます。
その一例として、PUREfrexを使用したリボソームディスプレイ(PUREfrex® RD)の最新の論文をご紹介します。

[論文タイトル]
Rational Strategy for Designing Peptidomimetic Small Molecules Based on Cyclic Peptides Targeting Protein-Protein Interaction between CTLA-4 and B7-1

Tsuihiji et al. (2022) Pharmaceuticals, vol. 15, p. 1506

本稿は、ジーンフロンティア社とPRISM BioLab社の共同研究による論文です。

弊社独自のリボソームディスプレイ技術(PUREfrex® RD)によって取得したCTLA-4結合環状ペプチドおよび標的との構造活性相関情報を元に、PRISM BioLab社独自のペプチド模倣技術 (PepMetics®による分子設計を行い、CTLA-4に対してPPI阻害活性を持ち、良好なIC50値を示す環状ペプチド模倣低分子化合物の作製に成功したことが述べられています。

詳細とダウンロードサイトへのリンクはこちらから

抗体職人
PUREfrex