製品・サービスのご紹介 ~ GFC通信 Vol.57 ~

モノクローナル抗体の受託サービス

<抗体職人>

約450億パターンからなるHuCAL PLATINUM®ライブラリから、ファージディスプレイを用いて、モノクローナル抗体を作製します。

抗イディオタイプ抗体の作製

近年、抗体医薬、とりわけ抗体薬物複合体ADCAntibody-Drug Conjugates)の開発が加速しています。その開発の過程で求められるツールのひとつに、検出用の抗体があります。
抗体職人は、その技術的な特性から、Payload特異的な抗体、抗原と結合した状態の抗体を認識する抗イディオタイプ抗体など、ユニークな特異性を持った抗体の作製が可能です。

ここでは、異なる3種類の結合モードおよび特性を有する抗イディオタイプ抗体作製についてご紹介します。

詳細につきましては、こちらをご覧ください。

 

無細胞タンパク質合成キット

<PUREfrex

PUREfrex®を用いたタンパク質翻訳後修飾に関する論文が掲載されましたので、最新の情報をご紹介いたします。

[論文タイトル]
Regulated N-Terminal Modification of Proteins Synthesized Using a Reconstituted Cell-Free Protein Synthesis System
Matsumoto et al. (2023) ACS Synthetic Biology, in press.

本稿は、ジーンフロンティア社と東京工業大学および海洋研究開発機構(JAMSTEC)の共同研究です。
論文では、PURE system(製品名:PUREfrex®)を用いることにより、N末端修飾タンパク質を完全な制御下で調製することが可能であることを示しており、翻訳後修飾された合成タンパク質が、リポソームの膜に局在できることも確認できました。また、修飾酵素もPURE systemで合成し、精製することなく修飾反応に用いています。この手法は他の修飾酵素にも適用でき、さまざまな翻訳後修飾反応の解析や利用を簡便に行うことができると考えています。

詳細とダウンロードサイトへのリンクはこちらから

抗体職人
PUREfrex