Q2:市販のPUREfrexキットを用いて、リボソームディスプレイを行うことは可能ですか?

A2.PUREfrexの基礎技術であるPURE systemを開発した、東京大学の上田卓也研究室が発表した論文をご紹介いたします。この論文では、市販のPUREferxと同様に、Release factor入りの反応液を用いているため、ストップコドンを抜いたライブラリを用いております。

J Biochem(2009)145(5):693-700 Osada
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19228777

また、市販のPUREfrexキットを用いる場合でも、リボソームディスプレイによるセレクション方法につきましては、バッファーの組成など上記の論文を参照されることをおすすめいたします。

ただし、市販のPUREfrexキットは、タンパク質合成用に最適化しておりますため、キットをそのままご使用頂いてもリボソームディスプレイが想定通り動かない事もございますので、ご不明な点などはお問い合わせください。

関連する製品・サービス

PUREfrex RD
PUREfrex® RD