• Q1:PUREfrexでリボソームディスプレイ用のキットは販売していますか?または、販売の予定がありますか?

    A1.リボソームディスプレイ用のキットは販売しておりません。今後も、販売の予定はありません。

  • Q2:市販のPUREfrexキットを用いて、リボソームディスプレイを行うことは可能ですか?

    A2.PUREfrexの基礎技術であるPURE systemを開発した、東京大学の上田卓也研究室が発表した論文をご紹介いたします。この論文では、市販のPUREferxと同様に、Release factor入りの反応液を用いているため、ストップコドンを抜いたライブラリを用いております。

    J Biochem(2009)145(5):693-700 Osada
    http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19228777

    また、市販のPUREfrexキットを用いる場合でも、リボソームディスプレイによるセレクション方法につきましては、バッファーの組成など上記の論文を参照されることをおすすめいたします。

    ただし、市販のPUREfrexキットは、タンパク質合成用に最適化しておりますため、キットをそのままご使用頂いてもリボソームディスプレイが想定通り動かない事もございますので、ご不明な点などはお問い合わせください。

  • Q3:こちらが所有しているタンパク質/ペプチドライブラリ用に、PUREfrexの反応液を最適化することは可能ですか?

    A3.はい、可能です。最適化の条件は、お持ちのライブラリや、ターゲットにも依存します。なお、リボソームディスプレイ用に最適化(カスタマイズ)した反応液のご使用には、その使用目的により制限や別途ライセンス契約が必要となることがございますので、ご検討の前に、まずは、ご相談ください。

  • Q4:PUREfrexを用いて、リボソームディスプレイを実施した場合、ライセンスは必要ですか?

    A4.市販のPUREfrexキットを用いてリボソームディスプレイを行った場合、ライセンスは必要ありません。しかし、専用にカスタマイズしたPUREfrex反応液を用いる場合は、目的によりライセンスが必要となりますので、事前にご相談ください。