PUREfrex®を用いたタンパク質翻訳後修飾に関する論文が掲載されました

ジーンフロンティア社と東京工業大学および海洋研究開発機構(JAMSTEC)の共同研究による、PUREfrex®を用いたタンパク質翻訳後修飾に関する論文がACS Synthetic Biology誌に掲載されました。

論文では、PURE system(製品名:PUREfrex®を用いることにより、N末端修飾タンパク質を完全な制御下で調製することが可能であることを示しており、翻訳後修飾された合成タンパク質が、リポソームの膜に局在できることも確認できました。また、修飾酵素もPURE systemで合成し、精製することなく修飾反応に用いています。この手法は他の修飾酵素にも適用でき、さまざまな翻訳後修飾反応の解析や利用を簡便に行うことができると考えています。

 

Regulated N-Terminal Modification of Proteins Synthesized Using a Reconstituted Cell-Free Protein Synthesis System

ACS Synthetic Biology (2023) 12, 1935-1942


論文のダウンロードはこちら
: https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acssynbio.3c00191

日本語の解説記事はこちら: 【事例紹介】 N末端修飾タンパク質(アセチル化、ミリストイル化)の合成

 

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