Q1: ポジティブコントロールのDHFRが合成されない

1) PUREfrex®の反応液は、反応チューブを直接加温できるヒートブロック又はウォーターバスで反応させてください。気相の恒温槽(培養用恒温器など)で反応すると、反応液の温度の上昇に時間がかかり、合成量が低くなることがあります。

2) キットの構成成分が失活している可能性があります。失活を防ぐために、キットは適切な温度で保存してください。また、キットの溶液を小分けにして保存するなどして、凍結融解の繰り返しをできるだけ避けてください。

3) システインを添加していない可能性があります。PUREfrex® 2.1では還元剤(システイン、DTT、GSHなど)の添加量を自由に調整することができますが、システインはタンパク質の材料でもあるので、必ず添加してください。

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